旅行や遠出をする際にエネルギーも使うから自家用車じゃなくて、公共交通機関を使おうとする人がほとんどではないでしょうか。
しかし公共の交通機関は出発時刻に追われたり、他人との距離が近かったりと不便なことも多くありませんか?
そんなお悩みを解決してくれるのが、キャンピングカーを使った旅行です。
キャンピングカーファンの間でいま話題のキーワードがあります。
それは「VANLIFE(バンライフ)」です。
今回はVANLIFE(バンライフ)を知らない人へ、その魅力や実際の生活について触れていきます。
「車中泊は使いづらそうだけど、気になる・・・」という方は必見です!
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VANLIFE(バンライフ)ってどういう意味?
そもそも「VANLIFE(バンライフ)」とは、車を中心に生活の場を広げていくライフスタイルのことです。
あくまでも総称として使われているため「〇〇の形式でなければいけない」という形式的なことはありません。
その言葉はもともと欧米から始まり、日本でも使われるようになったのは2010年代後半になってからだと思います。
現在、日本においてしっかりとした定義のある言葉では無いのです。
日本人にとってのVANLIFE(バンライフ)とは、
日本にあったスタイルとマナーを取り入れ、新しいカルチャーとして育てて行くものと捉えています。
また、好きなことを追い求める「趣味」の延長線上にあると考えてください。(例えばキャンプやサーフィン、釣りなど)
自分が好きなものや好きな場所、好きな時間を追い求めるための手段なのです。
それは、単なる交通手段ではなく、
生活の場の一部として車をつかうことを意味しているのです。
車中泊と何が違うの?
VANLIFE(バンライフ)の意味がなんとなく分かったところで「それって車で寝泊りする車中泊でしょ?」という疑問がでてくるかもしれません。
しかし車中泊とVANLIFE(バンライフ)は少し言葉の使い方が違うのです。
大きなカテゴリではVANLIFE(バンライフ)も車中泊といえるかもしれませんが、車中泊はあくまでも車中で就寝することを指します。
いっぽうVANLIFE(バンライフ)は就寝だけでなく、生活そのものを行うことが前提となっています。
テーブルを持ち込んだり、調理ができるようガスコンロを設置したり、趣味の道具を持ち込んだりすることで生活の一部として取り入れていくのです。
生活だけでなく、車に備えられたデスクでテレワークをすれば、働き方にも幅をもたせてくれます。
車中泊のようにシンプルではなく、長い時間を車と過ごすことになるのがバンライフの特徴でもあります。
VANLIFE(バンライフ)の魅力
VANLIFE(バンライフ)の魅力は、なんといっても自分の好きなことを極限まで追い求めることができることです。
どうしてVANLIFE(バンライフ)だと好きなことを追い求めることができるのかというと、時間や場所に制限されることが少なくなるため。
遠出するさいの寝る場所はもちろん、生活スペースや普段みる景色まで自分が気になるものを追いかけることができるのです。
整備する環境次第では、ノマドワーカーとして外出先の車のなかで仕事をすることもできます。
仕事まで外でできるようになってしまえば、時間にとらわれることが圧倒的に少なくなると思いませんか?
とにかく身軽に動けるようになって、自分の好きなことで身の回りを固めることができるようになります。
VANLIFE(バンライフ)のトレンドについて解説
VANLIFE(バンライフ)の解説や魅力についての説明をおこなってきました。
「なんだかオシャレな感じだけど、本当に日本で行われているの?」と感じた人もいるのではないでしょうか。
ここからは日本でVANLIFE(バンライフ)をしている人たちの実例を紹介していきます。
その実態を見るためにはInstagramで検索をかけてみることが最適です。
気になる人はぜひ検索してみてください。
先駆者「フォスターハンティントン」によるシックなVANLIFE(バンライフ)
どうしてVANLIFE(バンライフ)の画像がInstagramにたくさん載っているのでしょうか。
その答えはVANLIFE(バンライフ)を最初にはじめた「フォスターハンティントン」という人がInstagramに「#vanlife」というタグをつけて画像を投稿しはじめたからです。
元々は有名ブランドのデザイナーだったハンティントンさんですが、自分の好きなことを追いかけてバンで生活をはじめたことがきっかけになります。
バンで生活をしながら旅をして道中にあった似たような人たちの写真をアップしていたようです。
自分の好きなものを隠さず、ひたすらに追い求めたさきに自分と同じような価値観をもつ人たちに出会えることは素敵だと思いませんか?
2020年は「#vanlife」!インスタでも人気な現代のバンライフ
欧米発祥のVANLIFE(バンライフ)ですが、日本でも徐々に広がりを見せています。
Instagramで「#vanlife japan」というタグで検索すると5000件以上の画像が投稿されているので日本人の画像を見たいのであれば試してみて下さい。
余談ですが「#vanlife」のみであれば700万件以上の画像が投稿されています。
@db.vanlifeがシェアした投稿 – 2020年 7月月26日午前5時39分PDT
家族でおでかけするためのVANLIFE(バンライフ)を楽しんでいるようすも多くみられます。
この場合のVANLIFE(バンライフ)は週末やお休みの日に楽しむことになりそうです。
週末バンライフ。ちょっとした広場や公園でも冒険気分を味わえそうですね。
@db.vanlifeがシェアした投稿 – 2020年 7月月25日午前1時44分PDT
まとめ
VANLIFE(バンライフ)は寝るためだけの車中泊と違い、生活の場所としてそれに適したベース車両を整備し、生活することまでを指すようです。
ハイエースなどのバンをベースにするため、トラックベースのキャブコンタイプのキャンピングカーとは違いシャワーやトイレの設置が難しくなります。
不便な点はありますが、好きなことを好きな時間に好きな場所で行うことが可能です。
時間にとらわれない自由な生活をすることが実現できるため、日本でも徐々に認知され始めたVANLIFE(バンライフ)への一歩を踏み出してみてはどうでしょう?
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