ファミリーキャンプには、ソロキャンプや友人同士のキャンプにはない魅力があります。近年のキャンプブームを受け、家族でキャンプを楽しむ層はますます増えています。
そんな中、特に増えているのが「ペットと一緒にキャンプを楽しむ」キャンパーたち。山や川などの大自然の中でのびのびと走り回るペットの姿には、身も心も癒されること間違いなしです。
中でもキャンピングカーでのオートキャンプは、ペット用の荷物もたっぷり積めて、気兼ねなくキャンプを楽しめるのが大きな魅力です。
しかし、そこで立ちはだかるのが「ペット連れでキャンピングカーをレンタルできるか？」という問題。
そこで今回は、ペット連れでキャンピングカーを楽しみたい人必見！
キャンピングカーをレンタルする時に気をつけるべきポイントや、キャンピングカー選びのコツ、そしておすすめキャンプ場情報などを一挙ご紹介します！
キャンピングカーをレンタルしてペットと一緒にキャンプをする時の注意点
キャンプ愛好家の憧れ、キャンピングカー。
「キャンピングカーの購入は難しいけど、一度試してみたい」
「いつも使うわけじゃないけど、特別な日のキャンプにキャンピングカーで楽しんでみたい！」
というニーズに応え、最近では手軽な価格でレンタルできるところも多くなっています。
しかし、ペットと一緒に楽しむキャンプの場合、事前にチェックすべき点がいくつかあるのをご存じでしょうか？
- レンタルするキャンピングカーがペット可であるか確認する
- キャンプ場がペット同伴可能なのかキャンピングカーが入れるか調べておく
ここでは、ペットとレンタルキャンピングカーを楽しむ際に、注意しておかなければならないポイントを解説します。
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レンタルするキャンピングカーがペット可であるか確認する
キャンピングカーのレンタル業者の中には、「ペット可」としているところも多くあります。しかし、ペット連れでキャンピングカーを利用すると、使用後の車内清掃が大掛かりになるなどの関係で、ペット連れの利用を制限している業者も多いのです。
制限も、「小型犬はOK」「キャリーに入れてならOK」など、同じ業者の中でも車種によって変わるケースもあります。
家族の一員であるペットの快適なドライブのためにも、「ペット可かどうか」と「利用制限はあるか」などの確認は怠らないようにしましょう。
また、事前に業者に伝えた方がいい情報は、以下の通りです。
- ペットの種類（犬、猫、ウサギなど）
- ペットの数（犬が1匹、猫が2匹など）
- ペットの大きさ（小型犬／チワワ、ゴールデンレトリーバー／成犬 など）
申し込みの段階でこれらの情報を伝えていれば、スムーズに確認ができるため、忘れないように気を付けましょう。
キャンプ場がペット同伴可能なのかキャンピングカーが入れるか調べておく
広大なキャンプ場では、ペットが遊べる広々としたスペースがあるところも多いと言えます。しかし、全国各地のキャンプ場の中には、「ペット禁止」のところも少なくありません。
一方で、「ペットOK」「ペット歓迎」のキャンプ場も存在しています。まずは、キャンプ場を予約する前に、必ずペットOKなキャンプ場かどうかを、ホームページなどでチェックしておきましょう。
また、ペットOKのキャンプ場であっても「放し飼いはNG」「ドッグラン内でのみ、リードを外してOK」など、規約を設けているところも多いため、こちらも事前にしっかり確認しておきましょう。
どうしても情報が見つからない場合は、キャンプ場へ直接問い合わせると確実です。
また、キャンプ場として使われている場所の中には、道幅が狭く、大型のキャンピングカーでは入場できないところもあります。
キャンプ場であれば、公式ホームページに「大型車の乗り入れは不可」など、基準が書いてあることが多いため、しっかりとチェックしましょう。また、オートキャンプ場を選べば、キャンピングカーが入れる可能性がグッと上がるため、参考にしてみてください。
中には、河川敷などの自然のスペースをキャンプ場として利用できる場所もありますが、そういった場合は公式のホームページが存在しないところもあります。その場合は、クチコミなどを参照し、それでも確証が取れない場合はやめておくほうが無難です。
イーストウッドキャンプのキャンピングレンタカーはペット同伴可能！
横浜市にあるレンタルキャンピングカー「イーストウッドキャンプ」では、ペット同乗OKのキャンピングカーを多数扱っています！
小型犬であれば無料＆無条件でOK、その他ペットも柔軟に相談可能。さらに、使用後は徹底した清掃が入るため、車内は常に清潔と、まさにペット連れキャンパーにとっては理想のキャンピングカーを取り揃えています。
しかし、人数やペットの大きさによっても、理想的なキャンピングカーはそれぞれ異なります。ここでは、人数やペット別におすすめキャンピングカーをご紹介します。
■4名利用＋ペットにおすすめのキャンピングカー
ファミリー4人＋ペットでキャンプに行くなら、断然おすすめなのが「Toy-Factory BADEN」です。
最大乗車可能人数は7人、就寝可能人数も大人で5人と、広々とした車内が最大の特徴です。
さらに、運転中の「DRIVING MODE」、リビングで食事するようなくつろぎの空間の「LIVING MODE」、そしてゆったりと疲れた体を休める「SLEEP MODE」と、用途ごとに車内をカスタマイズできるのが嬉しいポイント。
さらに荷物の積載性も高いため、ペット用の荷物やキャンプ道具をたっぷり積んでも、ゆったりとくつろげるほどのスペースがあるのが、この車種の特徴です。
■2名利用＋大型のペットにおすすめのキャンピングカー
夫婦やカップル、そして気の置けない友人同士など、2名＋ペットでキャンプに行くなら、ライトな価格で利便性が高く、運転もしやすい「インディ727」もおすすめです。
インディ727は、軽トラックをベースにした軽キャブコンです。小さな車体で小回りの利く運転性の高さと、くつろぎの空間を演出するリビングスペースを併せ持った車種として、人気を博しています。
乗車定員、就寝定員共に4名のため、2名＋ペットの利用であれば、十分なスペースを確保しながら楽しいドライブを楽しむことができるはず。
屋根はポップアップ式になっており、展開すると車内で大人が立っても十分な高さを確保できます。
また、車体後方にはウルトラボックスが標準装備されているため、少量ではありますがかさばるキャンプ用品を積んでおくこともできます。
神奈川県のキャンピングカーレンタル「イーストウッドキャンプ（EWC）」では、ペットOKなレンタルキャンピングカーを多数ご用意しています。
会員優待や割引クーポンなども発行しているため、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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ペットと一緒にキャンプに行く時に必要なもの
ペットと楽しむキャンピングカーでの旅は、宿や食事の場所など、周囲を気にすることなく楽しめるのが醍醐味です。しかし、キャンプ地では静かにキャンプを楽しみたい層や、ペット（犬など）が苦手なキャンパーも存在しています。
また、いつもと違う環境でペットが快適に過ごせるよう、さまざまな準備をしておくことが大切です。
ここでは、ペットとキャンプを楽しむ際に、用意しておくべき持ち物をリスト形式でご紹介します。
■食事（食べ慣れたエサ、おやつ、水など。2、3日分多めに用意）
■エサ皿、水皿
■エチケット用品（トイレシート、ウンチ袋など）
■リード、ドッグアンカー（使い慣れたもの）
■寝床（ベッド、毛布、ドッグコットなど）
■ケージ（折りたたみ式などがあると便利）
■おもちゃ（使い慣れたもの、洗えるものだとなお良し）
■LED付き首輪、または蛍光ウェア、ペットライトなど
■常備薬
■狂犬病予防接種証明書
■衛生用品（ウェットティッシュ、虫よけスプレーなど）
※季節によって以下も用意しておくとベターです。
■寒さ対策（温かいペットウェア、湯たんぽ、ペット用寝袋など）
■暑さ対策（クールマットなどの冷感グッズ、霧吹きなど）
■雨対策（レインウェア、多めのタオルなど）
ペットの個性により、「いつもと違う環境」に喜ぶ場合もあれば、ストレスになってしまうこともあります。そのため、毛布やエサ、オモチャなどはできるだけ「使い慣れたもの」を用意しましょう。必要であれば、キャンプに行く前に自宅で使っておき、ある程度慣れさせておくのも有効です。
ペットと楽しめる関東圏のおすすめキャンプ場3つ
ペットと一緒に楽しむキャンプには、「ペット歓迎」のキャンプ場を選ぶのがベターです。マナーには十分配慮する必要がありますが、一定の敷地内ではリードを外してOKなど、ペットにとってストレスの少ない環境が整っているからです。
ここでは、ペットと楽しめる関東エリアのおすすめキャンプ場を3つご紹介します。
- 【おすすめ1】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高
- 【おすすめ2】スプラッシュガーデン秩父
- 【おすすめ3】わんダフルネイチャーヴィレッジ
ペット向けの施設なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【おすすめ1】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
ドッグランの中であれば、ノーリードで愛犬とのびのび遊べるのがここ、「キャンプ・アンド・キャビンズ」です。
区画サイズ約120㎡のドッグラン風サイトは、周囲をウッドフェンスで囲まれ、水道や電源、広々としたピクニックテーブルまで完備されたスペースです。また、区画内にはハンモックをかけたり、ランタンを引っ掛けたり、リードを繋いでおくにも便利な「キャンポール」が一つずつ備えられています。
このサイト内に限っては、最大4匹までペットを連れてくることができ、ハイシーズンにはなかなか予約が取れないほど人気のキャンプサイトとなっています。
| 住所 | 栃木県那須郡那須町高久甲5861-2 |
| アクセス | 1）東北自動車道 那須ICより車で約5分
2）東北新幹線 「那須塩原駅」より車で約40分 3）JR東北本線 「黒磯駅」より車で約20分 |
| ペット向け施設 | ドッグキャンプサイト
・ノーリードOKのドッグラン ・水道 ・屋根付きゲートポーチ など |
| TEL | 0287-64-4677 |
| URL | https://www.camp-cabins.com/ |
【おすすめ2】スプラッシュガーデン秩父
都心からのアクセスもよく、デイキャンプやオートキャンプを楽しめる、自然に囲まれた7,000坪の広大な敷地に芝が敷かれたキャンプ場です。
こちらのキャンプ場は「ハイシーズン料金なし」を謳っており、ゴールデンウィークや夏休み期間なども、通常料金で楽しむことができるのが嬉しいポイント。
しかし、このキャンプ場の一番の特徴は、何と言っても施設内に併設されている「スパ・ドッグズラン秩父」です。ドッグランとワンちゃん専用の温泉施設で、思いっきり走り回って汚れてしまった愛犬も、キレイに洗って温泉でリフレッシュできる――まさに「いたせりつくせり」の施設と言えるでしょう。
もちろんお湯は100％源泉かけ流しの天然温泉を使用しており、「愛犬をリフレッシュさせたい！」という飼い主さんの要望をバッチリ叶える施設です。
ドッグラン・ワンちゃん用温泉の受付は、隣接している人間用の温浴施設「秩父川端温泉 梵の湯」で行います。温泉は予約なしでも利用可能なため、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
| 住所 | 埼玉県秩父市小柱326－2 |
| アクセス | 1）関越道「花園IC」より車で約35分
2）西武秩父線「秩父駅」より車で約20分 |
| ペット向け施設 | ドッグラン（共用・小型犬用の2種類）
ドッグスパ（シャワー、湯船、ドライヤーなど） |
| TEL | 0494-62-3399 |
| URL | https://www.sg-chichibu.co.jp/ |
【おすすめ3】わんダフルネイチャーヴィレッジ
関東圏でも有名なワンコ連れのためのアウトドア複合施設といえばココ、わんダフルネイチャーヴィレッジです。秋川丘陵地の豊かな自然に囲まれた敷地内には、1,750平方メートルもの広大なドッグラン（全犬種用）、中・大型犬用のドッグラン、小型犬用のドッグラン、雨でも安心の屋根付きのドッグランの4種類ものドッグランが設置されています。
一番広いドッグランの中には、ドッグウォークやAフレーム等のアジリティが常設されており、週末には多くのワンちゃんたちがのびのびと遊びまわっています。
また、敷地内には愛犬と一緒に入れるカフェレストランなどもあり、ドッグランで遊びまわった後の休憩スポットにも困りません。
オートキャンプサイトは水辺にほど近い「レイクサイド」と、見晴らしのいい丘にある「ヒルトップ」の2種類で、どちらも愛犬と一緒にキャンプを楽しむことができます。
また、2022年10月からは洗い場である「ドッグウォッシュ」もオープン。季節限定でドッグプールもあるなど、さまざまな遊びを楽しみたいワンコ連れキャンパーにはたまらない施設となっています。
ただしワンコ連れでの利用は、『狂犬病予防接種注射済証』と3種以上の『混合ワクチン予防接種証明書』（いずれも接種日より1年以内）が必要になりますので、持ち物チェックはしっかりと行いましょう。
| 住所 | 東京都あきる野市上代継白岩600 |
| アクセス | 1）中央自動車道「八王子IC」より車で約10分
2）首都圏中央連絡自動車道「あきる野IC」より車で約2分 |
| ペット向け施設 | ドッグラン（全犬種用、中・大型犬専用、小型犬専用、屋根付きエリア）
ドッグプール（4月～10月頃） 洗い場（有料） カフェ（ワンコ連れOK） など |
| TEL | 042-558-5861 |
| URL | https://www.wnv.tokyo/ |
レンタルキャンピングカーでペットとキャンプを楽しもう！
キャンプ場の中には「ペット禁止」のところもありますが、逆に「ペットウェルカム」の施設も数多く存在しています。
自然の中でたっぷり遊べるペットとのキャンプは、かけがえのない思い出の1ページになることでしょう。
キャンピングカーを手軽に利用できるレンタルキャンピングカーは、ペットNGの業者もありますが、横浜発の「イーストウッドキャンプ」では、小型犬であれば全ての車種で利用OK！
その他のペットも相談により利用OKと、飼い主さん必見の内容となっています。
レンタカーの中でも人気の「バンコン」シリーズや、ラグジュアリーな内装のものなど、さまざまな車種を取り揃えていますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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